2017年2月20日月曜日

アンティークのパースとマリーアントワネット展(2/20)



先日マリーアントワネット展に行ってきました。



もう間もなく展示期間が終了するので、

平日の昼間もとても混んでいて入場制限がありました。

これから向かう方は朝イチがいいかもしれません。


ヴェルサイユ宮殿の中で使われていた什器や椅子、

壁面のタペストリーなど、様々なものが展示されていました。

もう行けそうにない方は

こちらの記事をご覧頂くと分かりやすいと思います。


唯一撮影が許された場所がマリーアントワネットの居室。


この部屋は派手な生活とは異なり、落ち着いた印象ですが、

他の寝室で使用されていた家具や絨毯、

大胆に薔薇やライラック、孔雀の羽根が描かれています。

その中で小さなパンジーも一緒に描かれていました。


決して一言で美しいと言えるものではなく、

悪趣味と片付けてしまうのも極端でもったいない。


織り模様の素晴らしさは目を見張ります。

個人的には細部にまで職人のよい仕事を感じて

大好きなんですが、

だけどこってりした全部のせラーメンのようで、

一度で美味しいけど、美しくはないような気がします。
※ボキャブラリーのなさから、いい例えが見つかりませんでした。


マリーアントワネットが即位したのは14歳の頃で、

多感な時期に権力を握った女性が、

とことん好きなことに遠慮なく突き進んで止まらなくなった結果、

ロココのファッションやこうした織りが生まれたのだと思うと、

人間味があって大変興味深い文化です。


半年前のBunkamuraのトワル・ド・ジュイ展でも、

インド更紗など、

パンジーがメインで織られた絨毯もあり、

好きな花だったのかと気になり少し調べてみました。


さくっと検索するとパンジーにまつわるエピソードが一つ出てきました。

パンジーの花言葉は、

物思いにふける人の顔の表情に見えることから、

花言葉は"想う"だそうです。


アントワネットが彼に送ったリングの裏には、

パンジーの花とフランス語でA Luiと記し、

彼を想っていますという意味を込めてそうです。


展示で生地を見ながら、ビーズのパースを思い出しました。


沢山の花を描いたビーズのパースは、

ひとつの美術品を見ているよう。

もちろん人の手で刺繍されたものなので、

丁寧にひと針挿してはまた一つビーズをすくって、

気の遠くなるような作業です。

きっとこの花束にも何か想いが込められているのでしょうか。


裏地がしっかりとしたパース、

デイリーにお使いいただけそうですね。

少し前に紹介したフリンジショールもパンジーでした。

こちらもまた見事なビーズのパース


このパースの素晴らしい所はビーズの刺繍だけではありません。

がま口の金具の素晴らしさ。


どことなくジャポニズムを感じさせます。

つい最近のブログでは、ドレスに使用していましたね。

ヴィンテージやアンティークは

時を経て手に取ることが出来る贅沢品。

皆様のとっておきの日に活躍してくれると思います。

是非ご堪能ください。



森美術館を出るとちょうど日の沈む頃で、

儚く過ぎる空の景色に心打たれました。


私事ですが、本日で勤めて10年経ちました。

10年と堂々と口にしてしまってもいいものなのかと思うほど、

時が立つのは早く、まだまだ未熟者です。


あまりにも慣れてしまい、ここで働いている感覚を忘れてしまう程、

良くも悪くも家より家です。笑


元々お客さんとして通っていたヘイトで働けることは、

本当に嬉しくて仕方がなく、

初出勤の前日に書いた日記を恥ずかしいなと思いながら読み返して

初心に返り、胸がいっぱいになりました。


これまでヘイトを通じて、

数え切れない程の沢山の人に出会えたことを感謝しています。


ヘイトもちょうど25周年と節目を迎える大切な年です。


これからもスタッフと共に皆様とヴィンテージと共に

楽しい時間を共有していけるように、

また皆様の生活の一部として必要な心のより処となれるよう、

笑顔の絶えないお店作りに努めていきたいと思っています。


いつも本当にありがとうございます。

これからもどうぞ宜しくお願いします!


岩崎


HAIGHT & ASHBURY
----------------------------------------------------
Twitter,Instagramにてアイテム、スタイリングご紹介しています。
Follow me!

Twitter @haight_tokyo
Instagram @haight_tokyo

----------------------------------------------------
通販や商品に関するお問い合わせはお電話またはメールにて承っております。
ご希望のお客様は必ずコチラをご一読ください。

Tel 03-5453-4690
E-Mail haight.info@gmail.com
----------------------------------------------------
Web http://haightandashbury.com


HAIGHT & ASHBURY