2015年10月12日月曜日

1950's MA-1(10/12)


アウターフェアー最終日の本日は、MA-1をスタイリングでご紹介します。

ファッションに欠かせないミリタリーのアイテム。

ミリタリーやワークアイテムの良さは、

ファッション性ではなく、機能性を重視した究極の形である所。

人の体の作りや動き、目的によって形式が異なり、

ストイックに突き詰めた結果でしかありません。


例えば土木建築の方が履いている、ニッカポッカ。

非日常的な形だけど足にまとわりつかずに自由に動き回れるように、

または溶接などの際、高温の鉄くずがパンツに触れた時に、

肌までつかないように考慮され、パンツの筒が広々と作られています。

今日はMA-1について少し説明致します。何故MA-1と呼ぶのか?


MA-1とはインターメディエイトゾーン"Intermeriate zone"

中間地点のことですが、このジャケットの場合は気温のことを指し、

10度〜−10度の気温に適したフライトジャケットという意味だそうです。


タグに表記された2列目の文字にある、

"TYPE MA-1 SPEC, MIL-J-8279B"

アメリカの空軍規格でのMIL-J-8279Bの正式名称です。


寒い地でも体温を逃さないようにたっぷりと綿が詰まっています。

胸元にはリペアを施した跡がありますが、

綿が飛び出ることがないようしっかりと縫っていますね。


ジップも太くゴツめなもの。 

袖口と裾にはしっかりと体と密着させる為に強めのリブがついています。

内側にも左右にポケットがついています。

寒い気候の中でいくら風に当たっても耐久性があるので、

おそらくインナーがTシャツ一枚だとしても暖かいはずです。


真のミリタリーにはこうした意味合いがあるからこそ、

おしゃれを重視したものとはまた別の魅力があるように感じます。

こちらは1958年製のMA-1。

アンゴラニットのワンピースは元々インナーとして着る防寒用のもの。

チュールのスカートを重ねて女性らしさプラス。


シャネルのバッグはまた個性的なキルティング。

通常のマトラッセのチェーンバッグよりも主張が 強く感じられます。
今年もミリタリーブームは冷めやらぬよう。

現代社会の生活において着心地の良さを求めたり、

ファッションとして合わせやすく作られたり、

今ならおしゃれに着られるMA-1風のものはいくらでもあるでしょう。


このジャケットを着ていた頃の女性のファッションは、

1950年代〜60年代はブログでも何度もご紹介したことがある通り、

色鮮やかでとても華やかで、その人の為に仕立て上げられた、

うっとりするような魅力的なドレスで溢れている。


しかしこのジャケットは大量生産で国を守る為に作られたもの。

目的も生産の仕方も素材も全く別物で、

当時の何を思って袖を通していたか、私たちにその思いは計り知れませんね。


私もたまたま昨日はミリタリーのアウターを着ていました。
私が持っているジャケットやライナー付きのコートは

恐ろしく重くて、長時間着ていると肩が凝ってしまうのですが、笑

選んだ理由は一つで、そのストイックさ。

どんなアイテムにせよ、テーマがある物作りには心が揺さぶられます。

メンズも着られるサイズなので、よろしければ店頭でお試しください。



それでは本日も皆様のご来店をお待ちしています。

ちなみにブライダルフェアーは本日までとなります、

お探しのお客様はスタッフまでお尋ねください。
ウェディングドレスや、挙式のお呼ばれ用のドレス、二次会用など、

パーティーシーズンに向けてドレスから小物までたっぷりご用意しています。

是非いらしてくださいね。

それでは皆様のご来店をお待ちしています。

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