2015年10月30日金曜日

フリンジショール(10/30)


本日は大判のシルクのフリンジショールをご紹介します。

サイズも大きい上にフリンジが長く、引きでの撮影はなかなか困難でした。


くすみがかったピンク色に、お花がグラデーションで刺繍されています。

斜めに一折するとこのように肩にかける事が出来ます。

後ろから見てもなかなかのインパクトがありますね。

フリンジを繋げた編み目も素晴らしく、

ハンドメイドなのに、一切ブレの感じさせないテンションで編まれています。

しばらくお店の片隅にひっそりと飾っていたのですが、

いつかちゃんとスタイリングで撮影したいな〜と思っていた矢先、

実は旅立つことになったので、慌てて撮影しました。

"いつか"って思っているとこういうことが度々あります。

顔馴染みのある常連様がお買い上げくださったのですが、

この春から織物の勉強をする為に、京都で勉強中なんです。


とてもフットワークが軽い女の子なので、

有難いことに今でも2ヶ月に1度ペースでお店にも来てくれるのですが、

立ち上げ直後に見ていたこのショールが忘れられなくて、

彼女の元へと行くことになりました。


糸の製造から、染物、織物など、様々な技術のことを、

実技で学びながら、思ったような色に染まらなかったり、

苦労を重ねているようで、

元々好きだったアンティークを見る目も変わったそうです。


このショールは1920年代頃なので、

縦に伸びるストンとしたシルエットの
フラッパードレスが好まれた時代。

フリンジに限らずとも、薄くて繊細なシルクの生地に対して、

同じテンションで一針一針刺していくのは、

体力も然ることながら、相当な根気と気力のいる仕事だと思います。

彼女の話を聞いて、ますますそう感じました。


ヴィンテージは一期一会なので、売れたらそれっきり。


前回来てくれた時にずっと眺めていたので、

私も彼女の元に旅立ってくれたことがとても嬉しいです。

もちろんこの刺繍だって一晩で出来たはずもなく、

この刺繍の技術を得る為に、

何年も経験を経て熟練した職人になったはずです。


彩貴ちゃんのこれからの糧になってくれたら嬉しいな。

いつも遠くから本当にありがとう。ささやかながら応援しています!

さて、今週の土日はアウターフェアー開催します。

スタンダードなウールのコートやリリー・アン、

さらにニットのカラーコートなど、色や形も様々です。

本格的に寒くなってきましたが、お早めにいらしてくださいね。



ちょこちょことまめに並べているランジェリー。

冬も引き続き充実しているので、是非チェックしてくださいね。

それでは本日も皆様のご来店をお待ちしています。

HAIGHT&ASHBURY
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